これは「フィヨルドブートキャンプ Part 1 Advent Calendar 2022」の2日目の記事です。
昨日はsiroemkさんの フィヨルドブートキャンプのチーム開発に参加した話でした。 adventar.org
Part2もあります。 adventar.org
目次
はじめに
フィヨルドブートキャンプ(以下FBC)でプログラミングを学習しているsadanoraです。 早いものでFBCに参加して2年以上たちましたが、今でもプログラミングの学習は楽しいなーと思って取り組んでいます。
ただ進捗が出ない時はどうしてもつらいものです。
特に思ったような進捗が出ず気持ちが焦っている時などは、技術書を読んでいても内容が入ってこず余計にしんどくなる、ということもあります。
自分は技術書や公式ドキュメントを読む時は黙読しつつメモ、みたいなスタイルで読むことが多かったのですが、音読を取り入れてみると初学者なりに良いことがあったのでブログにまとめてみようと思います。
当たり前すぎて今更声に出して読むのがなんなんだという感じもありますが、自分にとっては「読書法によってこんなに体験が違うんだな」という再発見をした気持ちです。
そういえば音読を試したことがなかったなという人に興味をもっていただけたら嬉しいです。
これまでの自分の読書
自分は技術書を読む時は大体黙読してきました。
ただ、気が散ってあまり読書が進まなかったり、難しい部分に時間がとられたりと、当初考えていたよりも読み終わるまで長い時間がかかってしまうことも多いなーといつしか感じるようになりました。
それなら読書方法を変えてみるかということで、音読を試してみることにしました。
音読のスタイル
難しいことは何もなくただ声に出して読むだけですが、自分なりに少し工夫してみたことがあります。
時間を決める
最初にこれから読むところに目を通して、長さや難しさに応じて適当に時間を決めます。 「30分で1章を読み切る」とか、この時間内でこれだけ読み切るということを先に決めてしまいます。
速度に緩急をつける
簡単だと思うところは早口で読んでいき、難しいと思うところは少しゆっくり読みます。
疑問や気持ちを声に出す
本を読んでいて感じた疑問やわかったことを声に出します。 「なるほど」「わからん」「これがこうなるからこうで...」「いや全然わからん」のような納得や疑問もどんどん声に出していきます。
一度に全部理解しようとしない
難しい技術書ほど理解しきれない部分は必ず出てくるはずですが、その場で全部を理解することよりも読み切ることを優先します。
「いま書いているプログラムと関係ありそうなのでここは読み直したい」という部分は一旦本の全体を通読した後に再読するようにします。
音読の良かったところ
音読してみて、黙読で感じていた問題はほとんど解決しました。
気が散らなくなった
音読によって、読書中に気が散るということはほとんどなくなり、決めた箇所までは一気に読み切ることができるようになりました。
本の内容を声に出しその声を自分の耳から聞く、ということを常に行っていることで、余計なことを考える余裕がないのが良いです。
黙読では別のことを調べ始めてしまい気づいたら30分経ってた...みたいなこともありましたが、音読では集中力がなくなってくるとそもそも読むことをやめるので集中のオンオフが明確になり、そういったこともなくなりました。
時間内に読み終わる
いつまでも同じ箇所に時間をかけることなくとにかく読み進めるので、本の通読まで計画の倍時間がかかるようなことはなくなりました。
再読したい部分は1度全体を読み終えた後にプラスで時間を取る必要がありますが、技術書はそもそも再読するものとして気にしていないです。
疑問を頭の中だけに残さずに済む
疑問や気持ちも声に出してみることが、思いのほか良かったです。
思ったことをそのまま声に出し続けるので、頭の中に余計なものを置いとかなくて済む感じが良いです。
まとめ
ということで音読についてでした🎄