【Linux】aliasコマンド
$ ls -a
というような頻繁に使うオプションは毎回オプションを入力するのが面倒。
aliasコマンドを使うと次回から入力を省略できる。
$ alias ls='ls -a'
で次回からオプションを手入力しなくてもlsと入力するだけでオプション付きで実行してくれる。
コンソールからaliasコマンドを実行した場合はログアウトなどのタイミングでリセットされる。
~/.bashrcに記述を追加しておくと設定を保存しておける。
aliasの一覧
$ alias
で登録されているaliasの一覧を表示できる
aliasの確認
コマンドがaliasかどうかはtypeコマンドで確認できる。
以下はlsはalias、cpはそのままコマンドとして解釈されている例
$ type ls ls は 'ls -a'のエイリアスです。 $ type cp cp は /bin/cp です
aliasの削除
unaliasコマンドでaliasの削除ができる。
引数には削除したいalias名を指定する。
$ unalias ls
aliasを一時的に無効にする
aliasをではなく元のコマンドを実行したい場合、以下3つのいづれかの方法で可能。
- コマンドをフルパスで指定
- commandを使う
- \を先頭につける
# コマンドをフルパスで指定 $ /bin/ls
# commandを使う $ command ls
# \を先頭につける $ \ls